Welding溶接技術者とは

あらゆる溶接構造物の製作や改造、補修などに溶接が使われています。

溶接技術者は、溶接される材料の仕様を決め、適切な溶接材料を選定し、工場や現場で適切な溶接作業を行うための溶接施工要領書(WPS)の作成を行います。

また、実際に溶接作業を行う溶接士の技量を適切に管理し、WPSに基づいた製品の溶接施工管理を行います。

溶接作業を行う事業者には、必ず溶接技術者を任命し、適切な溶接作業の管理を行うことが必要です。

適切な知識と経験を備えた溶接技術者の資格付けは、ISO 14731で規定されており、英国溶接学会(IIW)が認定するInternational Welding Engineer、あるいは日本溶接協会が認定する溶接管理技術者(WES 特別級/1級/2級)などの資格があります。